リヨン、パリ、ロンドンの旅

2017.2.5~2.15のフランス・イギリス旅行に関して個人的な記録。それと少しの雑記。

Day2③ Bellcour散策など

すぐ到着。

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広場はかなり広くて、がらんとしておりました。観覧車、日本のやつとは違い乗るとこがむき出しなうえに回るのがめちゃ早くて恐れおののきました。移動遊園地とかにあるタイプですわ。この馬に乗ってる人が誰なのかは存じあげません。

この広場に観光案内所があって、綺麗で安心できそうな見た目だったので試しに入ってみました。めちゃ新しい建物でした。入ってくる人一人一人に黒人系のすらっとしたスマートなスーツのお兄さんが声かけていて、私も日本語マップもらいました。あんま日本語の部分なかったけどね。案内所はあったかくて座るとこもあっていい感じでした。
広場からは東西南北全方向に繁華街ぽい通りが伸びておりましたが、とりあえず人通りの多そうなほうに歩いていってみます。I子におすすめされたパン屋さんもそちら方向だったので進んで行く。

写真は撮ってませんが、ごく普通のヨーロッパの繁華街という感じ。I子おすすめのパン屋さんはLa Boulangerie de Saint-Marcというところでした。パン屋さんのお姉さん優しかったです。この後も感じることだが、パン屋さんの人は皆優しいです。なぜなのでしょう。アーモンドペースト入りパンオショコラみたいなの食べましたがめちゃ美味しかったです。1.8€くらいだった記憶。日本で食べたら400円くらいするのかなぁとしみじみしながら散策を続けます。


13 Rue Sainte-Hélène, 69002 Lyon, フランス
+33 4 72 61 88 81
https://goo.gl/maps/HSdHg8nCEvm

 

違う通りから広場のほうに引き返し、今度は1番大通りと思われる通りへ。映画館あったり、ZARAH&Mがあったり、スタバがあったり、奥の方まで行くとPrintempsとかもありました。私は持ってきた服が足りなかったのでセール中のH&Mで青と黒のざっくり編み込みがいい感じのセーターを買いました。あとピアス。ピアス買いたい病いい加減治したいです。

そして、こういうところで日本でも馴染みの店に入ってしまうのが心の弱さです。反省せねば。

 

ずんずん歩きまくってそろそろ疲れたのでスタバに入ろうとしましたが(馴染みの店症候群)、席がいっぱいで座れぬ。仕方なく引き返し、手前のほうにあったマックへ入る。(馴染みの…以下略)

フランスに来た日本人が一度はやらかすという(別にいわない)、カフェオレのpetitを頼んだらエスプレッソ+少量のミルクのちっこくて濃いやつが出て来てしまうというアレをご多分に漏れずやり(なんか安すぎると思ったんだヨ)、やっとこさ休憩しました。Wi-Fiもあって快適。

友達とLINEとかしてすっかりのんびりしていたら、隣に人が来ました。Bonjourと言われ、どんな人なのか見ないでとっさにぼんじゅーと返してしまう。言ってから横を見ると完全に物乞いの方…なんか握手?の手差し伸べてきてるし…?また心縮まってしまい、すごすごと席移動しました。握手したらどうなるんだろう…お金じゃなく握手を求めるって仲良くなりたいのかしら…いやでもそんなわけなぁ…とまたもやもやしてしまいました…。

 

マックで時間を潰したらそろそろI子の授業が終わる時間になったので、寮のある駅に戻ります。駅降りてから迷子になりかけるも、なんとか大学のほうに到着。

ちなみに、前から歩いてくるアジア人がいると思ったら、大1の時1年間二外のフラ語クラスが一緒だった奴でした。彼もI子と同じ大学に留学中なのでした。彼は今晩私たちにご飯を作ってくれるそうです。

 

I子と大学内で待ち合わせ。大学は当然ながらフランス人しかおりません。同年代のフランス人に囲まれ感じる圧倒的敗北感。腰の位置が違う…髪の色が…顔のサイズが…と怯えながらI子と合流。同年代の見知らぬ外国人に囲まれると怖気付きがちなんだがこれで留学できるかしらん。

大学はそれなりに近代的な建物で、ごく普通でした。案内も何もないと宣言された通り5分で通り抜けて終わり。因みにトイレがすごく汚いうえに男女共用で泣きました。あと着いた日の夜トラムから見たライトアップされた大学がラブホみたいだったことは言わないでおきます。

 

その後部屋でぶらぶら過ごし、 同じ寮の同じフロアに住むさっきの男子がブイヤベース作ってくれるというので遊びに行きました。そのブイヤベース氏、私、I子、もう1人同じ大学の4年生の初対面の人という謎の面々で夕飯を食べました。

そしてこの後、私が人生最大に酔い潰れてトイレで死んだことはあまり詳細には書きません…大大大反省です…2017年誠実に生きるとの目標があっという間に消え去った瞬間でありました…。南無南無…

 

Day2② Lyon旧市街とFourvière教会

駅のほうまで戻ると、なんか旧市街ぽいヨーロッパぽい細めの通りが広がっていたのでそちらにずんずん進んで行きます。

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平日だからなのか?ビストロ的なやつの店内にはランチしている人たちがいたけれど、通りには人があんまりいませんでした。お店もやってたりやっていなかったりという感じ。どこのお店も中にお客さんがいないので入りにくくて、全て横目にずんずん進んで行く。

途中、観光客らしき人が数人何かの説明書きを読んでいたので近づきましたがなんの説明なのかはわかりませんでした。そこで暇なおじいちゃん的な人にニーハオ?と数回声かけられてしまう。アジア人ならニーハオと言っておけばよいというアジア人全中国人精神(そこまで考えてないのだろうけれども。友達がフランス人に訳を聞いたら、ただ仲良くなりたいだけだよ!と言われたらしいけれど。それはそれで意味がわからない。)がムカつくし変な人だったら嫌なのでガン無視して歩きます。

 

しばらくすると、少し開けた広場に。

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リヨンに(おそらく)いくつかある?ノートルダム大聖堂の1つ。中は入れるか微妙な雰囲気だったので入らず。結果明日入れるのですが。

 

このあと旧市街の通りの終わりっぽくなってきたので来た道を戻り再び駅へ。ここまで歩きながら、終始丘の上にあるフルヴィエール教会を探していた(というか丘の上にあるのでずっと教会の姿は見えていた。そこに行き着くまでのモノレールを探していた。)のですが見つからず、駅の前でマップを広げる観光客ぽい人に聞いてみる。フランス人の夫婦でしたが、モノレールはこの駅から乗れるのよ!と教えてくれました。確かによく見れば、降りてきた駅と同じところからモノレールも出ていた。自分の盲目度に嫌になる。

 

改札をくぐるとモノレール発着所が2つあって、1つのほうが出発しそうだったので係員の人に教会まで行くか聞いて乗り込む。モノレール自体小さいし、乗ってる人もそんなにいません。8人くらい。

3分くらいで頂上まで着いて降りると、トランペット吹いてるおじさんが出口のとこにいました。日本にあるフランスぽいお店が流すようなザフランスな音楽で、単純ながらうきうきしました。

駅出たら目の前がフルヴィエール教会です。ほういえば外観を撮っていなかった。

 

扉を開けて中に入ると 

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こんなでした。全く前情報なく行ったので、凝った作りで荘厳ですごく感動しました。このミントグリーン色綺麗で大好きです。

旧市街をすたすた歩き続けて疲れたのでしばらく座って休憩しました。

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左右の壁もタイル画?というのかな細かく装飾されていてとても綺麗だった。実は今まで行ったことある教会の中でも1番か2番目くらいに好きかもしれないです。

 

しばらく教会を満喫した後外に出ます。さっき言った通り、この教会は丘の上にあるのでリヨンの街が一望できるのです。 

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この一瞬だけ、偶然にも晴れていました。一望してなんとなく把握できるくらいのサイズでこぢんまりと収まっていて良い街。しかし風が強すぎてもみくちゃになったので、隣にあったトイレ借りて早めに撤退。

 

帰りもモノレールで下ります。さっき丘の上で見えた橋渡った先にあった観覧車の広場がBellecourという繁華街の駅だと思われるので、そちら方向に歩いてゆきました。

 

③に続く。

 

 

Day2① Lyon中心地に行き着くまで

朝、I子が買ってくれたエアベッドの上で12時くらいまで爆睡し続けました。彼女も大学の授業は14時からだったので。これが個人旅行の醍醐味か。いや、もはやこの時間まで寝てると旅行じゃなくただ友達の家に泊まりにきたやつです。東京と同じことやっています。

 

まあさすがに午後は行動起こさなきゃ!と思いI子に最寄り駅まで着いてきてもらい、2日電車乗り放題のチケットを買ってもらって、いざ中心街へ参る。寮の駅から中心街までは4駅か5駅。とても立地よいところです。

 

改札でI子とバイバイし、リヨン1人行動開始。フランスの電車チケットはパリもリヨンもちっちゃくて失くしそうでこわい。

駅は大学の最寄りなので、大学生らしきフレンチたちが大量におりました。彼らを見てすぐに思ったことですが、こちらの大学生は日本人みたいにちゃんとおしゃれをしているのです。少なくとも、アメリカみたいに大学名入りパーカーにぴたぴたレギンス、ランニングスニーカー、お団子頭で通学、みたいなことはない。これはこの後パリ、ロンドンでも思うことですが、ヨーロッパの人々は日常生活においてきちんとおしゃれしている…!アメリカとは違う…!アメリカ人、もう少しおしゃれして…!と切に願います。

 

数分待って地下鉄に乗り込みます。ここで私はこの旅行最大に呼吸の止まる瞬間を迎えました。

 乗り込んだドアのすぐそこに、物乞いの女の人がいたのですが。それだけならヨーロッパでよくあることだし想定範囲内なのですが!

彼女、車内で膝立ちで移動していて、その脚の伸びる向きが完全に前後反対で…説明は難しいけれど、とにかく一目見てありえない脚の構造をしており、心が一気にギュン!と縮まりました。車内の他の人もめちゃ避けている。視界の隅に彼女を一瞬だけ捉えたのち0.03秒くらいで奥の方に逃げ込みました。

物乞いの人たちは基本的に害を加えてくることもないけれどどうしても避けざるを得ないし、見た目が衝撃的すぎて、リヨンで1人になったばかりの私の心は完全にすぼまりました…。病気なのだろうか…生活はどうしているのだろうか…ともくもく暗雲がたちこめる。

日本以外のほとんどの国に物乞いの人がいるのは分かってるけれども、やはり出くわすたびに色々もやもやしてしまいます。

 

気持ち切り替えなきゃ…!と、目的地Vieux Lyonで下車。リヨンの世界遺産になってる旧市街の駅です。改札を出るとヨーロッパぽい景色が広がる。寮周辺はわりと普通のビルしかなかったのでこの旅初のヨーロッパ的景色にプチ感動する。

とりあえず降りてはみたもののどちらに進めばよいのかもわからないので直進してみる。

 

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橋があったので渡る。まだフランス着いたばかりで警戒心マックスなのでびくびくしながらあいぽんで写真を撮るわたくし。でも橋の先は旧市街ぽくない。やはり引き返す。途中、エリックカイザーのパン屋さんがあって行列していました。エリックカイザーの人気は東京だけではなかったのね。

 

②に続きます。

Day 1 成田空港からLyon到着まで

 早朝にパパンの運転で地元の駅まで送ってもらい、そこからバス乗っていざ成田へ。ママンも付いてきました!笑

 

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11時35分発の飛行機であっという間にいざパリへゆかん。搭乗前の待合ベンチでディープなチューしてる方々がいて早速フランスを感じる。

 

エールフランス、離陸前の安全のための動画がやたらおフランスおフランスしていて面白かった。ポップな赤いスカートのフレンチ女子たちがフレンチソングに乗せて満面の笑みで救命胴衣膨らませていてシュールな光景が繰り広げられておりました。

 

席は窓際ではなかったけど、前が壁になってて足元がすごく広く、隣も爆睡してる綺麗なお姉さんだったので快適でした。

 

しかしスクリーンが固定されなくてだな。繋ぎ目の部分テープで固定してもらいました。

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はい解決。

 

エールフランス、映画は吹替しかなかったです残念。ブリジットジョーンズ、ミスペレグリン、ファインディングドリー観ました。ブリジットジョーンズちょっとイライラしたけどヒューグラントとコリンファースは相変わらずかっこよかった。後の英国首相と英国王である。(※ラブアクチュアリー英国王のスピーチ参照)

 

機内食は割と美味しかったです!

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機内食のミニマルな感じが好き。言葉にできないワクワク感。このカップに入った水とか、ちまちましたお手拭きとかフォーク類とかたまらなく好きなのであります。

日本食には具なし紙コップお味噌汁がつきました。カマンベールとチョコケーキが美味しくて、パンとバターも良い感じでした。人生において何度やっても学ばないこととして、まずいとわかっているのに機内食で米をチョイスしてしまうというのがありますはい。

 

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途中起きてた人はアイスも貰えました!機内のアイスほど1人でにまけるものってないですね!

 

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途中トイレに立った時見えた景色。確かロシアの上空。まあヨーロッパ行く時はほぼロシアの上空しか飛ばないか。アメリカと違って景色が見えるのってよいですねえ。雪山がたくさん見えてうきうきしました。

そういえばエールフランス、CAさんのエリアのそばに自由に取ってよいスナック6種くらいと飲み物おいてありました。あのシステムよいですね。小袋入りのちまちましたスナックもめちゃタイプなので数個持ち帰りました。幸せ。

 

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これは朝ごはんかな?ラタトゥイユペンネみたいなので普通に美味しかった。

 

そしてあっというまにパリ到着。意外と12時間あっという間。到着予定時刻16時半だったのが、16時前くらいに着いた記憶です。

飛行機降りたらまずトラムに乗って入国審査のところまで移動しなきゃいけなくて事前情報になく少し驚く。そして入国審査ではまさかの何も聞かれなかったです。そんなことあるのですね!ここ最近ずっとアメリカばっかり行ってたからかな。

 

そしてTGV乗り場へ。

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ここからTGVでリヨンまでひとっとびします。TGV乗り場まではフランス国鉄SNCFの表示を辿れば分かりやすくいけまする。

 

19時半発の電車で2時間半くらい待ち続けなきゃいけなかったので、一本早いのに乗れないか聞いてみたけど、満席だと一蹴され、仕方なく待ちました。

この待合場所にはピアノがおいてあり、たまにちびっこがじゃんじゃか鳴らしたりかっこいいお兄さんがショパンを弾いたりしていました。前にネットで見たことあったけど、Play me!と書いてあり誰でも弾いてよいやつらしい。ロンドンの駅とかにもあるらしい。粋ですねヨーロッパ。

途中、無料トイレを探して到着ゲートまで遥々戻るなどの旅をした後、無事TGVへ乗り込む。

 

こんな感じで屋根はあるけど半分外のホーム。

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 乗り込んですぐのところにスーツケース収納スペースがあるんですが上の段しか空いていなくて、20キロのスーツケースをふんぬううとやっていたら、近くに座っていたスーツの素敵なフレンチ男性が代わりに載せてくださいました。C'est bon.と独り言言っており可愛かった。ありがとうございました。

 

席は日本の特急などと変わらない感じ!隣にも女性来たし満席でした。フランス人ばっかりで1人のアジア人小娘はかなり見られた。フランス人って人のことよぅく見るよねほんと!あと、車内が明るすぎて窓の外見ても自分の顔しか見えなかった。少し寂しかったです。

 

TGVはリヨンが終点ではなくマルセイユ終点だったため、寝たら終わる!!!と2時間の乗車時間中後半1時間くらい爆音でChris Brownを聴いていたら、眠らずに無事リヨンに着きました。ほっと一息。

 

電車降りたら改札などなく、そのまま駅出口へ。しばらくさまよって、迎えに来てくれたI子とおよそ半年ぶりの感動の再会を果たしました!駅で叫んで抱き合って出会ってドラマチックだったね!

 

トラムに乗って彼女の寮に向かい、日本出発からの長い1日はやっとこさ終わったのでした。

Day2に続く。

 

 

出発前の記録 後編 チケット関連

 

③ハリポタスタジオのチケットを取る。

はい、ロンドンのもう一つのメインイベント、ハリポタスタジオ。 ロンドンではミーハー精神ゴリゴリで行きます。

 

こちら、日程と同行する友人の数が決まらなかった問題で(フランス・スウェーデンに留学中のお二人は、この期間普通に学校がありました。) 

チケット取ろーってなったのが1/10くらい。ちょうど旅行1カ月前。 ハリポタスタジオは完全予約制なので日本からチケット取らなきゃいけないのです。

 

ハリポタスタジオオフィシャルサイトに飛んでbuy ticket nowをポチり、人数を入力し日程をスクロールすると…↓

www.wbstudiotour.co.uk

 

ない…。

 2月、スクロールして出てきたの2日分くらいだけ。2/2 or 2/24 みたいな全然私の旅行期間とちゃう2日だけ。

 え、、、ハリポタ行けないじゃん、、、

と青ざめる私。

 

 他に手段はないものか…と大慌てし、結局Vertra経由で、golden tours主催のロンドンから往復バス付きハリポタツアー69£(オフィシャルサイトの倍の値段アアアアアア)をポチりました…。

 

心しょぼくれました。

ハリポタスタジオって本来なら滞在時間決まってないから朝から晩までいられるのに、このツアー復路のバス時間も決まってるから実質2時間半〜3時間くらいしかいられないっぽいし…

 往復バス付いただけでチケット代倍になるなんて…

ちょっと金欠大学生には泣くに泣けない状態… でもやっぱハリポタは諦めきれませんでした…

 

これ読んでる人もしいたら、ハリポタスタジオは公式サイトで2カ月以上前から取ることをおすすめします…。

 

④CDG→リヨンのTGVチケットを取る。

そう、今回の旅では、エールフランスでシャルルドゴール空港通称CDGさんに到着したら、まずはパリをがん無視してリヨン留学中女子、通称I子(笑)のいるリヨンへすっ飛んでいきます。

 

CDG 16:30着だったので、夜行バスとかも考えたんですけど、やっぱ安心安全を取ろう、となってTGVにしました。

 

この結論に至るまでにはすったもんだあって、

 まずCDGからTGVが出てるのをしらない無知な私、パリ市内まで出てそこから夜のパリの駅でTGVかぁやだなあと思ってて、親にも心配されて、タクシーもバスも危ない、送迎車手配しろとか言われていやあああってなっておりました。

 なんのことはない、普通にCDGから出てました。19:30発21:30リヨン着です。日本円で1万ちょい。痛い出費…。

 

チケットはrail Europeのホームページで。日本からフランスの電車系取るなら全部このホームページしか出てこない!フランス語、英語を駆使するならまた別ですが、まあ私はここで取りました。

 日本語案内でめちゃ楽チン!チケットはeチケットなので日本で事前に印刷していきまっせ。

  

地味にフラ語を学んで◯年の私(年数のわりに何も身についていないので隠す)、教科書に幾度となく出てきたTGV(ティージーヴィーではありません。テージェーヴェーです!テージェーヴェー!!!!)に乗れるのはなんだかんだ胸熱なのであります。

 新幹線と同じくらい速いと言われるフランス国鉄様の誇るテージェーヴェーを見てやりましょう、ハイ。

   

⑤やっとこさロンドンの宿を取る。

ここにきてやっとホテルやぁ。御多分に洩れず、Booking.com を駆使しました。

ロンドンのホテルって本当に狭くて高いのね。3人部屋(土日2泊)と1人部屋(月火2泊)で別々に取ったんだけど、シングルベッドがなんか小さすぎて船乗りのベッドみたいで笑えてくるのであります。 写真で見てそうだから、実際入ったらどうなることやら。 

でも立地はよいところ! 最寄駅まで3分、セントパンクラスにもピカデリーサーカスら辺にも徒歩20分くらい、かつロンドン大学の目の前で治安も悪くない とのことなので、いいんじゃないでしょうかね!

(帰国してから知ることだが目の前にはロンドン大学はもちろん、かの王立演劇アカデミーもあったのでした。英国出身俳優の3人に1人はここを卒業しているのではないかというくらいの演劇の有名な学校…ロンドン滞在時に気づいておきたかったですなみだ。)

 友人2人は先に自国に戻っていってしまって最終日は丸々私ひとり旅となるので、安全なところが一番です。

 

ユーロスター乗っちゃう

 実は、行きのパリ→ロンドンの移動は夜行バスなのです。これは後述したいと思いますが、バスのまま電車に積み込まれドーバー海峡越えちゃうのです。

 しかし、帰りのロンドン→パリはなんせ飛行機までの時間がない!のでユーロスター乗ります。

 セントパンクラス駅始発の5:40発

パリ北駅に9:30着

 早朝移動はちょいと不安。そしてパリ北はめちゃ治安が悪いという評判しか聞かないので、女子1人でがらがら荷物持って乗り換えるのめちゃ不安です。 けどもうチケット取っちゃったから仕方ない、日本人20歳女性、ヨーロッパで1人強く生きます。

  因みにCDG→リヨンのTGVよりユーロスターのが安かった…国境跨ぐってのに、なぜ…!

  

以上、日本で手配したチケット系です。

 

その他

リヨン→パリのバス

パリのホテル

パリ→ロンドンの夜行バス

 に関しては、リヨンからロンドンまでずっと共に過ごすmy precious partner、I子にお任せしました。ありがとI子。

  

旅行する前の備忘録はここまで!こっからは初日から写真付きで書きます!何日かかることやら恐ろしいけど気長にお付き合いください。

 ではそれまでしばしau revoir !

出発前の記録 前編 チケット関連

こんにちは〜ブログ開設してしまいました。2017.2/5〜2/16でフランスはリヨン、パリとロンドンを旅行しました。

 

フランスはリヨンに留学する友人(以下I子)を訪ねた後共にパリへ、その後スウェーデンに留学する友人(以下K子)と3人ロンドンで再会する10日間の今回の旅

 

エールフランス直行便でCDG→TGVでリヨンへ→バスでパリへ→夜行バスでドーバー海峡を越えロンドンへ→ユーロスターでパリへ戻ってCDG→再びエールフランスで帰国

という使いうる交通手段全てを使い尽くすよーな行程でございました。

 

 

まず第一にやったこと、

 

①イギリスとフランスに行くことを決めました。
当たり前であります。実は1年間の留学がヨーロッパに決まったら春休みは1人NYの旅を決行しようと思っておりました。

だけど結局12月の時点でオレゴン州の大学に決まったので、NY旅はその時の冬休みまでお預け、親友2人が留学してるヨーロッパに行くことを決めたのでした。

 

そして

①ロンドンはとりあえず行きたい。

②小学校4年生くらいの時、日本語を学ぶフランス人男子大学生たちが一日見学しに小学校に来た。その時話した日本語ぺらぺらパリジャンのお兄さんが、「好きな街はリヨン」と言っていたのを何故かずっと覚えていた。何と無く心の片隅にずっといたリヨンに行ってみたい。ちょうどいい機会。

③リヨンに行くならパリも行くだろう。パリ、ロンドン=ユーロスター!速い!近い!特に深くは知らないが脳内でこだまするユーロスターという魅力的(?)な響き

④リヨン、パリ、ロンドンでお金がもう手一杯…スウェーデンは無理…(ごめんなさい)

ってなったのでリヨンは遊びに行くけどルンドはいかずにロンドンまで来てもらうことになりました。

 

 フランスは中学校3年のときママンと旅行して以来2度目です。その時はツアーでモンサンミッシェルとか古城(シュノンソー城?)とかパリとかをギュッと圧縮させて回った感じだったので、今回は自分たちの好きなようにのんびり過ごしましょうの予定。

イギリスは初なのでコテコテに観光地まわります!ハリポタスタジオとか!わくわく!

 

②航空券を取る。
Expediaで取った。秒で取れてびびりました。映画のチケット買うのと同じノリで飛行機チケットも取れるのでふね。なんか自分1人で航空券取ったの久しぶりだったから怖かったです。9万が何の実感もないまま口座から消えていきました。

(ルミネカードで航空券取ったのが12/31で、その後ルミネの怒涛の初売りセール期間を迎えたわけだが、そんときにカードの上限が来ちゃってカード使えなくて全然割引きにならない自体が発生した。泣きました)

 

9万は直行便だと最安値だったかしらん。

乗り換えだったら4万とかもあったんだけど北京とかモスクワとかの空港で1日過ごさなきゃいけないやつだったり(絶対無理です…ゲッソリ)、アムステルダムで乗り換え40分とか無理ですよね?!って感じだったので安心安全を選びました。 

エールフランスはフランス人沢山乗ってるであろうから行きの飛行機からテンション上がるし、エコノミーでもシャンパン飲めるらしいし(スパークリングワイン好きかもしれない)、よいですね。

 

レミゼのチケットを取る。
航空券のあとはいきなりレミゼなのです。はい。知らなかったんだけど、ロンドンってブロードウェイに並ぶ劇の本拠地なのですね!

大学のサークルで劇作りをかじりかけた人間としても(わらわら)、昨年Kinky Bootsの来日公演を観て鬼感動した人間としても(超ハッピーなエンディングで音楽もraise you upでめっちゃ明るいのに感動しすぎて号泣してた人)、映画版をばっちり映画館で2回観た人間としても(アンジョルラス役Aaron Tveit氏への深い愛は未だ持続中)、レミゼを観ないわけにはいかないでしょう。

 ほんとはチャーリーとチョコレート工場のミュージカルもすごく観たかったけど1/7でロンドン公演終わってしまっていて(ブロードウェイに移ってしまった…)、Matildaも観たかったけど、やっぱりやっぱりレミゼが一番王道!友達2人と観るし!

 

奮発しました。

お二人との予定の関係で土日しか観られる時がなかったですが、日曜って基本休演なので土曜しか選択肢がなく、土曜のレミゼなんて絶対混むの必須だから、焦ってチケット取りました。


劇場直営のホームページで。大変わかりやすかったです。↓

www.delfontmackintosh.co.uk

 

 で、結果、前から2列目と3列目!74£、日本円で1万ぴったくらいですかね。

因みに、ちょうど1カ月前に取ったけどもう3人並んで座れる席はなかったです。まあ劇の間は席関係ないからいいかなと。どの席も通路側なんだけど、席のレビュー読んだら全然平気だって。(ほぼ全ての席に、見え方等のレビューが一つ一つなされているサイトがあってすごかった。)

あああロンドンでめっちゃ前の席でレミゼ!心ときめきまくりですね。

 

それ以来レミゼの予習熱が止まることはなく、テスト内容は何も覚えられないのに、one day moreとon my ownはバッチリ歌えるようになっりました。

 
さらにミュージカル熱がそこから止まらず、

・matildaの曲も予習しはじめ(tktsに当日券があれば1人で観たかった…!revolting children歌えるようになっちゃったから…)、

 ・The book of mormonに手を伸ばし(人気すぎてロンドンでは当日券とか無理そうなので冬にブロードウェイで絶対観ることを誓う)、

 ・やっぱりthe curious incident of the dog in the night-time(夜中に犬に起こった奇妙な事件、ミュージカルではないけれど演出が特殊ですごく斬新な劇なのです。我がサークルの一部の方々には有名であると思われる) はtktsで確実に買えそうだ…と悶々とし、

 テスト前にYouTubeトニー賞の映像を漁り続ける馬鹿と化しました。

tktsも毎日サイトチェックしてるけど、Matildaが手に入る可能性は平日なら五分五分くらい。賭けでしかない。

 

前編はここまで!

後編に続く。