リヨン、パリ、ロンドンの旅

2017.2.5~2.15のフランス・イギリス旅行に関して個人的な記録。それと少しの雑記。

Day2① Lyon中心地に行き着くまで

朝、I子が買ってくれたエアベッドの上で12時くらいまで爆睡し続けました。彼女も大学の授業は14時からだったので。これが個人旅行の醍醐味か。いや、もはやこの時間まで寝てると旅行じゃなくただ友達の家に泊まりにきたやつです。東京と同じことやっています。

 

まあさすがに午後は行動起こさなきゃ!と思いI子に最寄り駅まで着いてきてもらい、2日電車乗り放題のチケットを買ってもらって、いざ中心街へ参る。寮の駅から中心街までは4駅か5駅。とても立地よいところです。

 

改札でI子とバイバイし、リヨン1人行動開始。フランスの電車チケットはパリもリヨンもちっちゃくて失くしそうでこわい。

駅は大学の最寄りなので、大学生らしきフレンチたちが大量におりました。彼らを見てすぐに思ったことですが、こちらの大学生は日本人みたいにちゃんとおしゃれをしているのです。少なくとも、アメリカみたいに大学名入りパーカーにぴたぴたレギンス、ランニングスニーカー、お団子頭で通学、みたいなことはない。これはこの後パリ、ロンドンでも思うことですが、ヨーロッパの人々は日常生活においてきちんとおしゃれしている…!アメリカとは違う…!アメリカ人、もう少しおしゃれして…!と切に願います。

 

数分待って地下鉄に乗り込みます。ここで私はこの旅行最大に呼吸の止まる瞬間を迎えました。

 乗り込んだドアのすぐそこに、物乞いの女の人がいたのですが。それだけならヨーロッパでよくあることだし想定範囲内なのですが!

彼女、車内で膝立ちで移動していて、その脚の伸びる向きが完全に前後反対で…説明は難しいけれど、とにかく一目見てありえない脚の構造をしており、心が一気にギュン!と縮まりました。車内の他の人もめちゃ避けている。視界の隅に彼女を一瞬だけ捉えたのち0.03秒くらいで奥の方に逃げ込みました。

物乞いの人たちは基本的に害を加えてくることもないけれどどうしても避けざるを得ないし、見た目が衝撃的すぎて、リヨンで1人になったばかりの私の心は完全にすぼまりました…。病気なのだろうか…生活はどうしているのだろうか…ともくもく暗雲がたちこめる。

日本以外のほとんどの国に物乞いの人がいるのは分かってるけれども、やはり出くわすたびに色々もやもやしてしまいます。

 

気持ち切り替えなきゃ…!と、目的地Vieux Lyonで下車。リヨンの世界遺産になってる旧市街の駅です。改札を出るとヨーロッパぽい景色が広がる。寮周辺はわりと普通のビルしかなかったのでこの旅初のヨーロッパ的景色にプチ感動する。

とりあえず降りてはみたもののどちらに進めばよいのかもわからないので直進してみる。

 

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橋があったので渡る。まだフランス着いたばかりで警戒心マックスなのでびくびくしながらあいぽんで写真を撮るわたくし。でも橋の先は旧市街ぽくない。やはり引き返す。途中、エリックカイザーのパン屋さんがあって行列していました。エリックカイザーの人気は東京だけではなかったのね。

 

②に続きます。